蓄熱式と熱破壊式のどっちで脱毛するのがいいかって、悩みますよね?
蓄熱式の認知度が上がるにしたがって、施術方式を気にする人が増えています。
実は蓄熱式と熱破壊式のどちらにもメリットデメリットがあるので、一概には決められません。
そこでここでは、蓄熱式と熱破壊式のメリットデメリットを踏まえた上で、どっちがいいのかを解説します。
選び方のポイントが分かるので、最適な方法で脱毛を始められますよ。
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蓄熱式と熱破壊式のどっちにするかの選び方
蓄熱式と熱破壊式のどっちで脱毛するかは、3つのポイントで考えると分かりやすいです。
つまり、「毛質」「肌質」「痛み」の3つです。
毛質は、毛の色が濃いか薄いかで判断します。
剛毛なら濃い、産毛なら薄い、といった具合です。
肌質は、敏感肌や乾燥肌ではないか、肌の色が濃いかどうかで判断します。
痛みは、痛みを感じやすかったり苦手かどうかです。
敏感肌やアトピーの人は必須のチェックポイントです。
以上3点を踏まえた上で、蓄熱式と熱破壊式それぞれのメリットデメリットを確認してください、
あなたにとって蓄熱式と熱破壊式のどっちがいいのかが、分かります。
熱破壊式のメリットデメリット
まず最初に、熱破壊式のメリットデメリットから解説していきます。

現在でも純粋に熱破壊式のみで施術するクリニックはありますが、どちらかといえば時代に取り残された感が強いクリニックが大半です。
- 施術直後から効果を体感しやすい
- 歴史が長く信用できる
熱破壊式は黒い色素(メラニン色素)への依存度が非常に高い施術方式で、太く濃い毛を得意としています。
色が濃いほどレーザーが吸収されやすく、より高熱でのダメージに変換されるからです。
高熱のダメージで「毛母細胞や毛乳頭」「バルジ領域」を破壊して、脱毛効果を得ます。
また、熱破壊式は施術後の比較的早い段階で毛がスルッと抜けるポップアップ現象が起こるので、効果を実感しやすい点も大きなメリットです。
熱破壊式は蓄熱式よりも歴史が長く症例数も多いため、効果への信頼もあります。
その一方で、熱破壊式には大きなデメリットがあるのも確かです。
- 産毛には効果が落ちる
- 日焼けや色黒の肌は施術を断られる
- 痛みを感じやすい
- 毛周期に合わせて2ヶ月から3ヶ月に1度しか施術できない
熱破壊式はいわば、これまでの脱毛の常識です。
他に選択肢がない状況なら常識は受け入れられますが、不満がなかったわけではありません。
熱破壊式はメラニン色素への依存度が高いですが、裏を返せば色の薄い産毛には効果が落ちます。
メラニン色素に反応するため、日焼けした肌や色黒の肌には安全に照射できません。
そのため、施術を断られてしまうケースもあります。
そして熱破壊式は高出力の単発照射のため、大きな痛みを感じがちです。
熱破壊式は「毛母細胞や毛乳頭」の破壊を目指しますが、タイミングが限られます。
「毛母細胞や毛乳頭」が毛と一体化している時期は、毛周期の中の「成長期」しかありません。
その他のサイクルで照射しても「毛母細胞や毛乳頭」は破壊できないため、効果がえられません。
「成長期」は2ヶ月から3ヶ月に1度しか訪れないため、施術ペースも同じになります。
蓄熱式のメリットデメリット
続いては、蓄熱式のメリットデメリットをそれぞれ解説していきます。
- 産毛にも効果が落ちない
- 日焼けや色黒の肌でもやけどの心配がない
- 低温での施術なので痛くない
蓄熱式は、黒い色素への依存度が低い施術方式です。
その結果上記のように、従来からの熱破壊式脱毛が抱えていたデメリットをすべて克服しています。
蓄熱式は低出力での連続照射によって、内部に熱を蓄えていきます。
一定の熱量に達することで、発毛の指令を出す毛包幹細胞を産出するバルジ領域を破壊します。
したがって、産毛にも効果は落ちません。
メラニン色素への依存度が低いので、日焼けした肌や色黒の肌にも安全に照射できます。
また、低出力での照射のため、痛みはほとんど感じません。
熱破壊式では施術が受けられない人でも、蓄熱式なら安心安全に医療脱毛を受けられます。
その一方で蓄熱式には、デメリットが囁かれたりネガティブな口コミが見られるのも事実です。
- 施術後に抜けない
- 歴史が浅く信用できない
- 施術には高い技術が必要
蓄熱式は、毛を抜くというより生えなくさせる施術方式です。
施術後に毛がスルッと抜けるポップアップ現象が起きないため、効果がないと思いがちです。
ですが時間が経てば、自己処理の頻度が減っていることや、生えるスピードが遅くなっていることに気付きます。
また、蓄熱式は歴史が浅いため効果に疑問がある、という意見もあります。
とはいえ、蓄熱式が登場した時期は2016年頃です。
歴史だけを理由に判断するのは、間違っています。
そして蓄熱式最大のデメリットが、施術者に求められる高い技術です。
蓄熱式では、一定範囲に一定の熱量を与えなければ発毛組織を破壊できません。
低出力での照射のため、必要な熱量に達したかどうかの判断が難しいんです。
もしも検討しているクリニックが蓄熱式で施術するなら、研修制度が充実しているかどうかをチェックしましょう。
研修実施を訴求しているクリニックなら、少なくとも蓄熱式で施術することの難しさは理解しています。
高い知識や技術のある医師や看護師による施術なら、蓄熱式でも効果を心配する必要はありません。
蓄熱式の脱毛効果を認めている医師は、大勢います。
まとめ【必ずしも二択にする必要はナシ】
蓄熱式と熱破壊式のどっちがいいのかについて、お互いのメリットデメリットを解説してきましたがいかがだったでしょうか?
結論としては、どちらにもメリットデメリットがあるため、必ずしも二択にする必要はない、となります。
むしろ、蓄熱式と熱破壊式を併用することでお互いのデメリットを相殺できます。
蓄熱式と熱破壊式のどっちかで迷っているなら、併用をおすすめします。